[Scala]Scala + Liftで、GlassFishの接続プールを使う
GlassFishはWeb ・EJBコンテナなので、せっかくなので、Scala + Liftの環境からJDBC接続プールを使いたい。
幸い、liftにはJNDIでDB接続する仕組みが入っているようです。
liftがデフォルトで参照するJDBC接続プールは、liftという名前のJNDIなので、今回はliftという名前で設定します。
GlassFishはほぼ標準状態で入っている前提で。
まずはmysqlのjdbcドライバをGlassFishのlibにコピーします。
http://www.mysql.com/downloads/connector/j/
からダウンロードして c:\glassfish3/lib コピーします。
GlassFishのドメインを起動します。
[shell]asadmin start-domain[/shell]
つぎに
にアクセスします。
ログイン画面が出たら、初期設定時の情報でログインします。
ここでログインがどうしても失敗する場合、server.logにおかしなエラーが出てたら、ドメインの再起動をすると直ったりします。この辺はよく分かりません。
というメニューが出ます。
この中のリソース – JDBC – JDBC接続プールとたどります。
プール名:lift
リソースタイプ:javax.sql.ConnectionPoolDataSource
データベースドライバのベンダー:MySql
と設定する
ステップ2/2では、追加プロパティー以外は修正しなくても良いです。
追加プロパティで変更する箇所は
user | [データベースユーザ名] |
password | [データベースパスワード] |
DatabaseName | MySQL |
ServerName | localhost |
port | 3306 |
URL | jdbc:mysql://localhost:3306/test |
です。
URLのtestは、使用するデータベース名になります。
接続プールの作成が完了したので、次にJDBCリソースを追加します。
こちらも、同様に新規ボタンで項目を作成します。
liftがデフォルトで認識するJNDI名がliftなので、今回はliftにします。
これで、接続プールの設定が完了しました。
あとはscala + Liftのプロジェクトをデプロイすると、接続プールを使ってMySQLにアクセスするようになります。
そのうち、JNDI名を変更したバージョンも実験してみたいと思います。
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[…] 前回「[Scala]Scala + Liftで、GlassFishの接続プールを使う」の中で、JNDI名はデフォルトでは「lift」であると書いたが、このJNDI名を変えて接続してみたい。 […]