Dockerをmacで使うのが簡単になった
ここ最近のDockerの進化が早くて日々楽しいです。
で、つい先日、macでDockerを使うのが簡単になるツールが出ました。
これは、Dockerを使う上で必要なツールをまとめたインストーラになっています。
VirtualBoxも同時にインストールされます。
すでに入っていれば、上記のようにグレイアウトになります。
これは、以前Boot2Dockerで使われていたインストーラと同じ物のような感じで
それに加えて
Docker Machine
Docker Compose
QuickStart Terminal
kitematic
が同梱された物、という感じでしょうか。
正式にBoot2DockerからDocker toolboxへ移行する為の動きのようです。
厳密には、Boot2Dockerの後継としてDocker Machineが出来た。
※注意
このインストーラで入るツールはほぼベータ版になります。
ベータ版のため、docker clientのオプション「–valume(-v)」、ホストディレクトリとDocker内でファイルを共有する為のオプションがワーニングを出すようになります。
Warning: the mapping "./run.sh:/tmp/run.sh" in the volumes config for service "web" is ambiguous. In a future version of Docker,it will designate a "named" volume (see https://github.com/docker/docker/pull/14242). To prevent unexpected behaviour, change it to "./run.sh:/tmp/run.sh"
これは、近い将来
Docker volumeが実装された時の為のワーニングになりますが、現在はまだDocker volumeは実装されておりません。
https://github.com/docker/docker/pull/14242
これで、今までボリューム用の空コンテナを作ってそれを-vでマウントして使って、みたいな面倒な事をやっていたのが、これである程度解消される物と思われます。