ベンチャー・中小企業における開発チームのあり方

どうも、GENDOSUです。

今回は今までの経験から、少しだけベンチャー・中小企業における開発チームについて思った事などを書きます。

ベンチャー・中小企業における開発チームで重要な事は

  • 短期間で動くものを作る必要がある
  • リーダー(CEO)の想像するものを理解し、形に出来る必要がある
  • 時には体力勝負
  • 開発メンバーは他のメンバーを信頼することが必要

まず
「短期間で動くものを作る必要がある」については、ベンチャーに限らずサービスを作っていく上で、競合よりも遅れてリリーする事は、その分野での先行優位性を失う事にほかならない。

「リーダー(CEO)の想像するものを理解・共感し、形に出来る必要がある」
これはメンバーがそれぞれCEOの考える未来を理解・共感できていなければ、少しの認識のずれから思いがけない意志の断絶が起きる可能性がある。

「時には体力勝負」
差し迫った締め切りを守れるかどうかという時には体力(気力)が重要になってくる。

「開発メンバーは他のメンバーを信頼することが必要」
ベンチャーは小規模から始める事が多く、その少ないメンバーの中で信頼できないメンバーがいる事はチーム崩壊を招く恐れがある。
また、メンバーとしては優秀であるが、人を信頼できないメンバーも同様のリスクがある。
すべての業務を自分が把握しなければいけないと思っている(各メンバーが皆そうであることが理想ではある)人が
他のメンバーを信頼できないことにより、タスクを抱え込んでしまい業務が集中し潰れてしまう事があるためだ。
さらには、信頼されないという事で他のメンバーのモチベーションが下がるという事も起こり得る。

これらはベンチャーの開発チームを立ち上げ・維持する上で重要な事柄であり、採用時には採用側・応募者側のそれぞれがお互いを見定めなければいけない。

採用側の視点で見ると、他のメンバーと技術レベルが近いか、その会社の雰囲気に合うか、人として問題ないか、プロダクトに共感しているか、将来像が想像できるか、などに比重を置く。
対して、応募者側としては、この会社のプロダクトに共感でき、10年後20年後まで自分が働いていけそうか(倒産するかしないか?という意味ではなく)、面接官だけではなくて、出来るだけ一緒に働く事になるメンバーとの接点を設けてもらう。その上でチームに馴染めそうかを確認する。
出来たら、数日実際の作業をしてもらいつつお互いが納得した上で採用が決まる事が望ましい。

という事を個人的意見として述べてみました。

次回、「ベンチャー・中小企業における開発チームの維持」