ゼロからのチュートリアル(CentOS編)

2010年8月30日

ゼロからのチュートリアル

まずは、Ruby on Railsの環境を作ったことが無い人でも手軽に順を追って試すことが出来るようなチュートリアル

今回は、CsntOS上に環境を作ってみようと思います。

  • オペレーティングシステム
    CentOS 5.5

    まず、OSのインストールは…。各自完了させておいてください。

  • アカウント作成
    今回チュートリアルで使うアカウントを作ります。
    ※自分のアカウントで作業する場合は作る必要ありません。
    rootアカウントで

    useradd rails
    passwd rails

    作ったアカウントでログインします。
    ついでに、各ダウンロードファイルを入れるディレクトリを作成しておきます。

    mkdir download

    以降は、root権限が必要になる時以外はこのアカウントで作業します。

  • Ruby
    次にRuby1.9.2を入れたいと思います。
    Ruby公式
    ここからruby 1.9.2-p0をダウンロードします。

    cd download
    wget ftp://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/1.9/ruby-1.9.2-p0.tar.bz2

    ダウンロードしたファイルを解凍して、コンパイルをします。
    コンパイル時に、rubyのインストールされるディレクトリパスを指定します。
    今回はrailsのホームディレクトリの下に置きます。

    tar xvfj ruby-1.9.2-p0.tar.bz2
    cd ruby-1.9.2-p0
    ./configure --prefix=/home/rails/ruby
    make
    make install

    rubyの実行ファイルへのパスを通します。
    /home/rails/.bash_profileを開いて
    PATH=$PATH:$HOME/binの下に

    PATH=$PATH:$HOME/ruby/bin

    を追加します。

  • Rails
    rubygemsでRails 3をインストール

    gem install rails -v3.0.0
  • Railsプロジェクトの作成
    今回はチュートリアルと言うことで、分かりやすめの単純なブログのような記事投稿アプリを作成します。
    データベースはとりあえずSQLite3を指定。
    まずはrailsコマンドで作成

    rails new blog --database=sqlite3
  • blogでrspecを使うための設定
    もはや、railsのテストはrspecがデファクトスタンダードになりつつあるので、とりあえず入れます。
    現在はまだベータのようなのでバージョン指定をします。
    blogディレクトリの中のGemfileに

    group :development, :test do
      gem 'rspec-rails', '>=2.0.0.beta', :require => 'rspec-rails'
    end

    そのままだと、実行時にrspec-railsが無いと言われるので、以下のコマンドを実行

    bundle install
  • 記事テーブルの作成
    rails g scaffold Article title:string body:text user:references
  • マイグレート
    rake db:migrate
  • サーバの起動
    rails s

    これで、とりあえず、記事のRESTアクセスと記事のRESTアクセスが出来るようになりました。
    http://localhost:3000/articles
    にアクセスしてみます。

  • 以降、準備中

Posted by GENDOSU