[VMware]VMwareのゲストOSをサスペンド&レジュームしたときに、任意の処理を走らせる
VMware Playerなどで、別のOSをインストールして使用している場合、
環境によってはレジュームで復帰したタイミングで処理を走らせたい場合がある
たとえば、UbuntuをゲストOSとした場合で、
apacheのdocrootを/mnt/hgfs/(ホストOSのフォルダを共有)で共有したディレクトリに指定してたりする場合、apacheの再起動が必要になる。
このような場合、
/etc/vmware-tools/scripts
ディレクトリにresume-vm-default.d
というディレクトリを作成し、この中にスクリプトを作成すると実行することが出来る。
もう少し詳しく解説すると、
/etc/vmware-tools/scripts のディレクトリには、すでにvmwareというディレクトリが存在する
この中にはnetworkというスクリプトがあり、これはレジューム時にネットワークを再接続する。
また、resume-vm-default.dというディレクトリ(デフォルトでは作成されていない)はレジューム時に実行されるスクリプトを格納する
ほかに、
- poweron-vm-default.d
電源ON時に実行するスクリプトを格納 - resume-vm-default.d
レジューム時に実行するスクリプトを格納 - poweroff-vm-default.d
電源OFF時に実行するスクリプトを格納 - suspend-vm-default.d
サスペンド時に実行するスクリプトを格納
というディレクトリが使うことが出来る