VMware Player 7がリリースされていました

2015年1月5日

VMware Player 7がリリースされていました。

https://my.vmware.com/jp/web/vmware/free#desktop_end_user_computing/vmware_player/7_0

今回のリリースでは

新しいオペレーティング システムのサポート
次のゲスト OS が新たにサポートされるようになりました。

  • Windows 8.1 Update
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows 10 Technical Preview (試験的サポート)
  • Ubuntu 14.10
  • Red Hat Enterprise Linux 7
  • CentOS 7
  • OpenSUSE 13.2
  • SUSE Linux Enterprise 12

ということですが、Player 7にゲストOSとしてWindows 7以降をインストールしてOffice 2013を起動すると、一部アプリケーションでWorkstation UIがフリーズするようです。
対処方法が、3DアクセラレーションをOFFにするということですが、用途がOfficeだけならそれでも良さそうですが、ちょっと気になる問題点が残ったままのリリースのようです。

恒例の、vmnetcfg.exeの話です。

Player 7に対応するWorkstationは11ですが

今回はVMware Workstation 11のインストーラーを/eオプションで解凍しても出てきません。

VMware Workstation 11 のバイナリを持っている方、ライセンスを持っている方は

一度インストールしたあと、vmnetcfg.exeのみをどこかにコピーしておき、

VMware Workstationをアンインストールして、VMware Player 7をインストールして

VMware Playerのインストールディレクトリにvmnetcfg.exeをコピーすれば

使えるようになります

2015/02/06 追記

どうやら、ダウンロードが失敗していたようだったので、再度やってみました。

以下内容

インストーラを展開

$> VMware-workstation-full-11.0.0-2305329.exe /e .\ext

これで、extディレクトリに展開されます。

この中に

vmwareworkstation.msi

というのが出来、この中にファイルが入っているようなので

これをさらに展開してみます。

msiファイルは、

Windowsアプリケーションや修正プログラムの配布などで使用される、インストール・イメージ用のファイル形式で、このファイルを操作するには、Windows Installerを使う必要があるようです。

普通に実行してしまうと、インストーラが起動してしまうので、ただ単にファイルとして展開したい場合、msiexec.exeというツールで展開することになります。

msiexecのヘルプを見るには

$> msiexec /?

で見れます。

このヘルプを見ると、

/a <Product.msi>
管理用ツール – ネットワーク上の製品をインストールします。

というオプションがあるので、このオプションを使います。

/aオプションにはさらに

targetdir

というサブオプションがあり、ここに展開先のディレクトリを指定します。

targetdirは、フルパス指定になります。

ということで、展開してみます。

例としてc:\tempにmsiファイルを置いて、そこに展開してみます。

$> msiexec /a vmwareworkstation.msi targetdir="C:\temp\extmsi"

これで、extmsi

というディレクトリにファイルが展開されていると思います。

この中に出来上がるディレクトリで

extmsi\VMware\VMware Workstation

vmnetcfg.exeがあるので、これをprogram filesのvmwareの中のvmwareplayerがあるディレクトリにコピーしてあげることで、使えるようになります。

VMWare,Windows

Posted by GENDOSU