Subversionのサーバを1.6.*系で立てたい

2010年12月8日

Subversionのサーバを立てたい。

CentOSのパッケージでは1.4.2とかいう古いものであまり使いたくない。

ということで、Subversionをソースからコンパイルすることにした。

  • Subversionは1.6系の最新を使う予定。
  • Apacheは2.2系の最新を使う予定。
  • berkeley-dbは4.4系の最新を使う予定。
    ※Subversionが求める最新が4.4あたりだった気がするので。
    ※あと、apacheとsubversionでbdbのバージョンが合わないとうまく動かない

ということで、まずはberkeley-dbをダウンロード

Oracleサイトから。

ダウンロードしたら解凍

tar xvfz db-4.4.20.tar.gz

こいつのコンパイルはほんの少しだけ面倒で

cd db-4.4.20
cd build_unix
../dist/configure
make
make install

とする必要がある。

次に/etc/ld.so.conf.dにberkeleyDB.4.4.confファイルを作成し

/usr/local/BerkeleyDB.4.4/lib

を追加する。追加したら

/sbin/ldconfig

を実行

あまり面倒ではない????

まぁ良い。

そしたら、Apacheのインストール

httpd-2.2.17.tar.bz2をダウンロードし解凍する

tar xvfj httpd-2.2.17.tar.bz2
cd httpd-2.2.17
./configure --prefix=/usr/local/apache \
--enable-mods-shared="all ssl" \
--enable-proxy \
--with-berkeley-db \
--with-included-apr

次はSubversion

SubversionはApacheのプロジェクトになったので、Apacheサイトからダウンロード

以下の二つが必要

  • subversion-1.6.15.tar.bz2
  • subversion-deps-1.6.15.tar.bz2

二つをまず解凍

tar xvfj subversion-1.6.15.tar.bz2
tar xvfj subversion-deps-1.6.15.tar.bz2

これで、subversion-1.6.15というディレクトリが出来上がる。

そしたらコンパイル

cd subversion-1.6.15
./configure --prefix=/usr/local/subversion \
--with-apxs=/usr/local/apache/bin/apxs \
--with-berkeley-db \
--with-ssl

※with-berkeley-dbオプションはBerkeleyDBの標準インストールディレクトリを参照してリンクする。(今回は/usr/local/BerkeleyDB4.4)

マシン起動時にapacheを起動するようにする

最初の時点でhttpdというものはパッケージで入っているので

この起動用設定ファイルを流用する

/etc/init.d/httpdを/etc/init.d/apacheにコピー

/etc/init.d/apacheを開き

apachctlのパスを/usr/local/apache/bin/apachctlに変える

apachectl=/usr/local/apache/bin/apachectl

pidのファイル名を/usr/local/apache/logs/httpd.pidに変更

pidfile=${PIDFILE-/usr/local/apache/logs/httpd.pid}

ロックファイルのファイル名を変更

lockfile=${LOCKFILE-/var/lock/subsys/apache}

最後に起動項目にapacheを追加

chkconfig --add apache

apacheを自動起動に設定

chkconfig apache on

CentOS

Posted by GENDOSU