Subversionのサーバを1.6.*系で立てたい
Subversionのサーバを立てたい。
CentOSのパッケージでは1.4.2とかいう古いものであまり使いたくない。
ということで、Subversionをソースからコンパイルすることにした。
- Subversionは1.6系の最新を使う予定。
- Apacheは2.2系の最新を使う予定。
- berkeley-dbは4.4系の最新を使う予定。
※Subversionが求める最新が4.4あたりだった気がするので。
※あと、apacheとsubversionでbdbのバージョンが合わないとうまく動かない
ということで、まずはberkeley-dbをダウンロード
Oracleサイトから。
ダウンロードしたら解凍
tar xvfz db-4.4.20.tar.gz
こいつのコンパイルはほんの少しだけ面倒で
cd db-4.4.20 cd build_unix ../dist/configure make make install
とする必要がある。
次に/etc/ld.so.conf.dにberkeleyDB.4.4.confファイルを作成し
/usr/local/BerkeleyDB.4.4/lib
を追加する。追加したら
/sbin/ldconfig
を実行
あまり面倒ではない????
まぁ良い。
そしたら、Apacheのインストール
httpd-2.2.17.tar.bz2をダウンロードし解凍する
tar xvfj httpd-2.2.17.tar.bz2 cd httpd-2.2.17 ./configure --prefix=/usr/local/apache \ --enable-mods-shared="all ssl" \ --enable-proxy \ --with-berkeley-db \ --with-included-apr
次はSubversion
SubversionはApacheのプロジェクトになったので、Apacheサイトからダウンロード
以下の二つが必要
- subversion-1.6.15.tar.bz2
- subversion-deps-1.6.15.tar.bz2
二つをまず解凍
tar xvfj subversion-1.6.15.tar.bz2 tar xvfj subversion-deps-1.6.15.tar.bz2
これで、subversion-1.6.15というディレクトリが出来上がる。
そしたらコンパイル
cd subversion-1.6.15 ./configure --prefix=/usr/local/subversion \ --with-apxs=/usr/local/apache/bin/apxs \ --with-berkeley-db \ --with-ssl
※with-berkeley-dbオプションはBerkeleyDBの標準インストールディレクトリを参照してリンクする。(今回は/usr/local/BerkeleyDB4.4)
マシン起動時にapacheを起動するようにする
最初の時点でhttpdというものはパッケージで入っているので
この起動用設定ファイルを流用する
/etc/init.d/httpdを/etc/init.d/apacheにコピー
/etc/init.d/apacheを開き
apachctlのパスを/usr/local/apache/bin/apachctlに変える
apachectl=/usr/local/apache/bin/apachectl
pidのファイル名を/usr/local/apache/logs/httpd.pidに変更
pidfile=${PIDFILE-/usr/local/apache/logs/httpd.pid}
ロックファイルのファイル名を変更
lockfile=${LOCKFILE-/var/lock/subsys/apache}
最後に起動項目にapacheを追加
chkconfig --add apache
apacheを自動起動に設定
chkconfig apache on